
🟢 なぜ、正しいことを言っているのに嫌われるのか?
例えば、職場で。
部下がミスをしました。
上司が言います。
「だから、前にも確認してくださいって言いましたよね?」
部下は、
「はい……」
さらに上司は言います。
「同じミスを繰り返さないように、もっと責任感を持ってください」
確かに、正しい。
間違ったことは言っていません。
でも、その後。
部下は上司に相談しなくなりました。
困っていても、一人で何とかしようとするようになりました。
なぜでしょうか?
🟠 TAでは、こんなふうに見ることができます。
人は、
「何を言われたか」だけでなく、
「自分がどのように扱われたと感じたか」
によっても反応します。
上司は、
「仕事について指導している」
つもりかもしれません。
しかし部下には、
「自分はダメだと思われている」
と届いたのかもしれません。
TAでは、このようなやりとりを、
自我状態や人生の立場
という視点から見ることができます。
「私は正しい。あなたは間違っている」
という関係になっていないか。
相手の行動を指摘しているつもりが、
相手そのものを否定しているように届いていないか。
そんな視点から、人間関係を見つめ直すことができます。
🟡 正しいことと、相手に届くことは、同じではありません。
だからといって、
正しいことを言わない方がいい、
ということでもありません。
大切なのは、
問題を指摘することと、相手を否定することを分けること。
そして、
相手にも、自分で考え、解決する力があると信じて関わること。
TAは、
「相手を変えるための心理学」ではありません。
自分と相手の間で、今、何が起きているのかを理解し、より多くの選択肢を持つための考え方です。
誰かに、
「だから言ったじゃない」
「前にも言ったよね」
と言いたくなったとき。
少しだけ立ち止まってみてください。
今、自分はどのような状態から、その言葉を相手に伝えようとしているのでしょうか。
そして、
相手は今、何に困っているのでしょうか。
▶ NOTEでは、
・なぜ正しい指導が人を遠ざけることがあるのか
・人生の立場から見ると何が起きているのか
・自我状態から見ると何が起きているのか
・上司にも部下にもある「別の選択肢」
・オプションズというTAの考え方
について、詳しく読み解いています。
「なぜ、正しいことを言っているのに嫌われるのか?」
ぜひ、NOTEの記事もお読みください。
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