
〇人は考える力を持っている
― 教えるのではなく、引き出す
前回は、「人は誰もが価値ある存在」
という、ウイン教育コンサルタンツの人間観についてお伝えしました。
では、その「人の可能性」を、どうやって引き出すのでしょうか。
私が大切にしているのが、
「人は誰もが、自分で考える力を持っている」
という考え方です。
研修は、単に知識を教える場ではありません。
参加者が、
自分で考え、自分で気づき、自分で選ぶ。
そのための場だと考えています。
◆ 講師が教えると、参加者は受け身になる
多くの研修では、
講師が説明する。
参加者がメモを取る。
その場では理解した気になる。
でも、現場では行動が変わらない。
ということが起こります。
なぜでしょうか。
参加者が「教えてもらう側」になってしまうからです。
◆ 人は誰もが「自分で考える力」を持っている
私は、参加者の中にすでに答えがあると信じています。
自分の経験から学ぶ力。
自分の思考を整理する力。
自分で気づく力。
自分で選ぶ力。
これらは、誰もが持っている力です。
◆ だから、私は教えません。引き出します。
もちろん、必要な基礎知識は伝えます。
しかし、それだけでは終わらせません。
思考を整理できる問いをつくる。
気づけるように実習を工夫する。
体験から学べる構造をつくる。
そして、
参加者自身の中にある答えを引き出す。
これが、私の教育理念の中心です。
◆ 「考える場」が人を成長させる
考える場があると、参加者は変わります。
自分の言葉で話し始める。
自分の考えを深め始める。
自分の行動を選び始める。
自分の成長に責任を持ち始める。
講師が「教える人」ではなく、
「引き出す人」になる。
そのとき、人の可能性が動き始めます。
では、考えた人は、その次に何をするのでしょうか。
「自分で選ぶ」ことです。
次回 第3回|人は自分で選ぶ
― 主体性は「選択」から生まれる
あなたの職場では、「考えさせる」時間をつくれていますか?
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