今の私をつくった、師からの学び
今の私が、講師として大切にしていること。
その土台には、諸永先生から学んだことがたくさんあります。

まず、「簡潔明瞭に伝えること」。
説明も質疑応答も、できる限り簡潔明瞭に伝える。
簡潔に伝えようとすればするほど、
自分自身が本当に深く理解していなければならないことに気づきます。
わからないことがあれば、質問してもらう。
そのことが、かえって学びを深めることにもつながります。
今の研修でも、「とてもわかりやすい」と言っていただけることがあります。
それは、諸永先生から学んだことが、今も自分の中に生きているからだと思います。

そして、もう一つ。
さまざまな企業の組織開発や人材開発について、スーパービジョンを通して学ばせていただきました。
企業ごとに異なる業種、組織、課題。
その一つひとつを考える中で、
自分の視野も、対応できる領域も広がっていきました。

世界も広がりました。
ITAAの大会に、一人で参加したこともあります。
海外の同僚と話すこともできるようになりました。
それまでツアー旅行しか経験したことのなかった私にとっては、大きな冒険でした。
でも、その経験が、
「思い立ったことはやってみる」
「できるかどうかわからなくても、挑戦してみる」
という今の自分につながっています。

TAの理論についても、原典にあたり、丁寧に読み、翻訳しながら学びました。
理論や定義を曖昧なまま扱わない。
根本から学ぶ。
その積み重ねが、今、TAをお伝えするときの自分自身の自信になっています。

そして、忘れられないのが、
毎月、500キロ離れた諸永先生のご自宅へスーパービジョンに伺ったことです。
遠くまで通うこと以上に、心に残っていることがあります。
いつも温かく迎えてくださったこと。
その経験を通して、私は、
TAには理論や技法だけではない、人と人との温かさがあることを実感しました。

簡潔に伝えること。
深く学ぶこと。
挑戦すること。
そして、人を温かく迎えること。
これらは、今の私の講師としての姿勢の中に生きています。
人は、人から学ぶ。
そして、受け取った学びは、また次の人へ手渡していく。
私自身も、これからも学び続けたいと思っています。

◎ ウイン教育コンサルタンツ 国際TA協会認定TA101コース

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